世の中のお役にたつことに目を向け、今がある。動画制作会社「Brain Video Marketer」代表 下保 賢昇(かほ けんしょう)さん

動画制作会社「Brain Video Marketer」代表 下保賢昇(かほ けんしょう)さん

プロフィール

富山県・砺波(となみ)出身。

1999年、長岡技術科学大学大学院工学研究科を修了後、KOMATSUグループの工作機械部門に16年間勤務。

プロモーション会社の社長からヘッドハンティングされ退社し、畑違いのWebプロモーションの世界へ飛び込む。フルコミッションの契約で年間数千万円を売り上げるようになり、その後独立。

プロモーション・スキルを活かしたビジネスを模索していたところ、トヨタやYoutube、ワーナー・ブラザースといった大企業をクライントに持つジャスティン・ティオ氏から動画マーケティングを直接学ぶ幸運に恵まれる。

現在は「綺麗でカッコイイ動画」ではなく、動画マーケティングの知識とプロモーションの経験を基に、目的を達成するためには「どう見せるか?」という視点で提案しながら動画を制作している。

今年11月1日に開局した、名古屋テレビ塔インターネット放送局「なごチューブ」の動画中継撮影カメラマンとしても活躍されている下保さん。新しく生まれ変わった名古屋の新名所でもある名古屋テレビ塔にて、お話をお聞きしました!

 

父親の影響で「人と違うことがしたい」と思うようになった

もともと、子どもの頃から人と違うことをしたい性格でしたね。たぶん父親の影響だと思うんですよ。父親も人と同じじゃなかったんです。

父親はちょっと変わってましたね。アマチュア無線ってわかります? アマチュア無線にすごい凝ってて、僕も小学校の時に免許とらされたんですよね。免許をとるために、めっちゃ勉強しました。自分の周りには、そんなことしてる子はいなかったですね。その父の血を受け継ぎ、そんな環境で育ったから、みんなと違うことがしたい、おんなじことが嫌だって思うようになりました。

ぼくの素の部分がそれです。常に、「人とは違うなにかをしたい」というのがありましたね。

 

自動車メーカーの会社から、畑違いのWebプロモーションの世界へ

―もともと映像のお仕事をされていたんですか?

いえ、もともとは理系で工学部にいたんです。長岡技術大学というロボットコンテストで強豪の学校ですね。

そのあとは、石川県小松市創業の重機メーカーのKOMATSUグループで勤務しました。ぼくがいたのは、その中の工作機械部門でした。KOMATSUグループで働いて、12~13年目の中堅になってから、トヨタに出向しました。最初は全く映像は関係のない仕事から、今に至っていますね。

サラリーマン時代から、よく、あちこち勉強しにいってましたね。富山にいたときは、富山空港から東京まで飛行機でいったり、トヨタのサラリーマン時代には豊田に住んでいたんですけど、名古屋にもよく勉強しにきていました。

ある業界で有名な方が名古屋に来て出版記念セミナーをやるっていうことで、参加したんです。その出版記念セミナーを主催していたプロモーション会社は、元ディズニーランドCEOのセミナーを名古屋で開催し、1500人集客して成功させたっていう、やり手の社長がいた会社でした。

そういう勉強会に参加しているうちに、そのプロモーション会社の社長とも面識ができ、ある日その会社の社長から「僕の会社で勉強しませんか、すごく勉強になるから」って誘われたんですよ。

いつかはサラリーマンをやめたいと思ってたんです、ずーっと。ある意味、僕の心を見透かされたんですよね(笑)

最初は、昼間はトヨタで働いて、夕方は高速で名古屋に通って、夜中の12時から1時までその会社で働くというダブルワークを半年くらい続けましたね。フルタイムでトヨタで仕事をし、バイトみたいな感覚でプロモーション会社の仕事をやっていたんですけど、その生活を半年続けて、その後その社長からの強いすすめでプロモーション会社に移ることになります。

そのプロモーション会社は10人くらいの小さな会社で、ぼくは一人で、営業、後輩の指導、お客さんのコンサルティング、部屋の掃除、すべてやってましたね。半年ももたない人間がざらにいた会社で、ぼく自身は1年半いましたが、1年で大ベテランの世界でしたね。だいたい1~2時まで仕事をして、会社に寝泊まりするような生活をしてました。

ほんとに頑張って、完全歩合の契約で営業で年間2000万くらい売ったんです。営業マンでもなく、もともと技術屋でしたから、よくやったなと思います。でも、社長に都合のいい契約だったこともあり、年収はまさかの60万でした。働けば働くほど、お金がマイナスになっていくんですね・・・。今思うと恐ろしいですね。

貯金や退職金を崩したりする生活を続けて、そのお金も1年半のうちに全部なくなりましたね。かなり苦労はしましたね、よく続けたと思います。

働けば働くほど赤字なので、これはあかん、もう無職になろう!って思って(笑) 何するかも決めてなかったので、まずは人に会うことからだなと思って、動きはじめました。

その中で、ある主婦の人にお会いしまして、「動画作ってみたい」って言われたんです。じゃあぼくがセミナーを開催して教えるからと言って、セミナーのページ作って、募集かけて、開催したんです。それがなんと大好評でした。皆さん、すごく熱心に話や質問をしてくださって、喜んでくださったんですね。動画の需要ってあるんだなと、ぼくが分かったところです。

そのあとは、なんとシドニーに行くことになります(笑)

 

動画マーケティングの神といわれる人物との出会い

―いきなりシドニー?どういうことですか?

ジャスティン・ティオっていう、世界的に有名な、動画マーケティングに特化したプロの方がいるんですよ。トヨタとか三菱とかワーナーブラザーズとか、YouTubeにも動画のコンサルティングをしているような人なんです。

その動画マーケティングの神でもある人が、日本にきてセミナーをしたことがあったんです。動画の勉強のためそれに参加して、「うわー!動画の時代かー」というのをすごく感じた瞬間でしたね。

彼がシドニー在住だったので、じゃあ本場まで行って勉強してこようって思って、シドニーまで尋ねて行き、そこで直接学ぶことになりました。

これがぼくの師匠です。さすがにこの人はすごかったですね。これが現在の事業を作り上げるきっかけですね。世界最先端の本場の動画マーケティングを学ぶことができ、日本に帰り、この学びをお伝えしていったりもしましたね。

そこから、仕事としては、個別の案件に対応していったり、だんだん法人さんのお仕事をさせて頂くようになったり。縁があったところから、紹介紹介で映像も作るようになりました。これもご縁ですね。

 

世の中が求めていることを見つけ、すぐに動いて今がある

―今後、下保さんのやりたいことや夢はなんでしょうか?

「夢」と聞かれて、いろいろ考えてみたんですけど、すぐに浮かぶものではなく、考えている時点でこれは違うなと思って。

ぼくはずーっと、マーケットインという形でやってきたんですね。市場や購買者という買い手の立場に立って、買い手が必要とするものを提供していこうとすることですね。

もともと会社を退職して無職になったときも、やりたいことがあったわけじゃなくて。「世の中は何を求めてるんだろう」っていうのを探しに行って、人に会っていったときに、動画の需要がきてるってことが分かったんですよ。

今はこれが求められてるんだろうなと思ったからそれをやった。今年に入ってからは、動画中継の需要があるから、じゃあそこでお役に立てるようにと思って、やっています。その都度その都度、必要なタイミングで必要なことをしているだけですね。求められているものであれば、そこにお金もついてくると思います。

 

将来は農業を趣味にしながら、地元の富山の伝統ある原風景を残すお手伝いがしたい

将来の夢っていうと、実家に住みたいんですよね。地元の富山に。

名古屋と富山の距離って近い。今はほぼ名古屋の自宅で仕事をしてるので、何か撮影が必要なら富山から名古屋まで車で2時間くらいでこれる。リモートで仕事して、たまに名古屋に来る。

あとは田んぼが趣味にできたらいいなと。日本を代表するカーデザイナーのケンオクヤマさんがデザインしてる格好いいヤンマーのトラクターがあるんですけど、そういうのに乗って、カッコよく農業がしたいですね。

地元の祭りが好きなんです。獅子舞はあるし、ぼくは毎年笛を吹いたりするんですよ。もうひとつ、「よたか祭り」っていう大きなお祭りがあって、すごく立派なんです。

下保さんが作った夜高行燈。とても美しいです!

この竜の頭はぼくが作った夜高行燈です。竹に和紙をはって作ってます。

毎年、15町内がこの大行燈の出来栄えを競い合うんです。そして、豊年満作を願うこのお祭りは、大行燈がぶつかり合う「突合せ」が見ものなんです。

3~4か月かけて作ったものが、1日でボロボロになるんです。なかなか激しいですが、迫力があって、とっても楽しいですよ。

ぼくの実家のあたりには、あずまたちっていう特殊な日本家屋があるんですよ。白い土壁に瓦があって、とても素敵なんです。

あずまたちの写真(となみ散居村ミュージアムHPより)

実家があずまたちなんですけど、それを残したい。この辺りは散居村っていって、家が点在してるんですよ、集落がないんですよね。ちょっと山に登って、田植えの時期にみるとすごい綺麗です。田んぼ全体に水が張って、光が反射して、こういうところに住んで仕事ができたらと思います。

今の仕事をつづけながら、富山のこの風景を残したい、そんな活動もこれからしていきたいですね。

 


11月1日に開局!名古屋テレビ塔インターネット放送局「なごチューブ」

2020年10月に生まれ変わった新生「名古屋テレビ塔」。名古屋テレビ塔が、名古屋を中心とした地元の様々な情報をインターネットを使って発信するインターネット放送局「なごチューブ」を開局!

下保さんは、この「なごチューブ」で動画中継をする撮影カメラマンとして活躍されています。すごいですね!

「なごチューブ」はFBライブとYouTubeライブ同時配信ということで、新しい試みだそう。

たくさんの人に知ってもらいたいですね♪

「なごチューブ」HPはこちら /FBページはこちら 


下保さんの会社「Brain Video Marketer」ご紹介

HPはこちら

saori

saori

助産師フォトグラファーのSAORIです。美しい風景・自然が大好き、美味しいもの大好きで歩く食べログと言われています。私がパワーを感じたスポットの写真、グルメ情報やお気に入り情報などをお伝えしていきます。心に彩りとスパイスをプラスする風景・写真がここにあります♡

関連記事

  1. 「名古屋の匠 ~Takumi~」Vol.2 異色の経歴を持つ造作工房 その1

  2. 「名古屋の匠 ~Takumi~」Vol.2 異色の経歴を持つ造作工房 その2

  3. ㈲ウィッテム 起業家・企画参謀 小島章裕さん

  4. 花の持つ効果を伝えたい。フラワーアレジメントをリハビリツールとして活用し、人と人を繋げる『halsa…

  5. 作家・小説家 志賀内泰弘さん

  6. 髪の魔法使い『美容室tendre~タンドル』ヘアディレクター長田美奈さん。美容師業界そのものの解決に…

  7. 【名古屋の匠 ~Takumi~】Vol.1「若手文具メーカーの飽くなき挑戦」(前編)

  8. 【名古屋の匠 ~Takumi~】Vol.1「若手文具メーカーの飽くなき挑戦」(後編)

  9. ANDERSENの名古屋駅限定「ういろパン」を食べよう!

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

最近の記事Latest Post

  1. 【おうちで名古屋めし】コロナに勝てるパンチ力!味仙の台湾ラーメン
  2. 名鉄神宮前「 喜与女茶寮」のあんトースト【小倉トースト部】
  3. 【おうちで名古屋めし】おうちde矢場とんレンジシリーズ みそかつセット
  4. 御器所「CAZAN珈琲店 本店」のあんトースト【小倉トースト部】
  5. 藤が丘「ふらっとcafe」の小倉トースト【小倉トースト部】

ま〜ひゃあ〜こんなに買って
まっとるぎゃあ。

これまでに
メイドインナゴヤを
買った合計金額
356,692

書籍紹介books

人気の記事

最近の記事Latest Post

特集 Features

特集一覧

PAGE TOP