名古屋をまるっともぐもぐ!ナゴヤのおいしさと魅力をキュートな笑顔で発信するもぐもぐYoutuber・ずいみーさん(前編)

ヒト、モノ、グルメ。どれをとっても独特なのに、知れば知るほどハマってしまう不思議でディープな魅力にあふれた街、それが「ナゴヤ」。

そんなナゴヤで活躍するの素敵なヒトたちを紹介するのが「ナゴヤビト」です。

今回は、名古屋の美味しいグルメを次々と食べまくる「もぐもぐyoutuber」として、そして名古屋の様々な魅力を発信するインフルエンサーとして活躍中のずいみーさんにインタビュー。

前編ではずいみーさんがYoutuberとなったきっかけから現在に至るまでのお話を中心にご紹介。意外な幼少期のお話も飛び出します。

(聞き手:Swind/作家・ライター・名古屋めし料理家)

ずいみーさん(もぐもぐYoutuber)
名古屋市内のおいしいごはんを食べながら紹介するもぐもぐ系YouTuber。
「ずいみーもぐもぐチャンネル」にて名古屋の美味しいグルメを発信中。
X(旧Twitter)やインスタグラム等など各種SNSでもインフルエンサーとして活躍。
Youtube https://www.youtube.com/@zuimmy666
X(旧Twitter) https://twitter.com/zuimmy666
Instagram https://www.instagram.com/zuimmy666

子どもの頃は給食を○○していた!? ずいみーさんがもぐもぐに目覚めたのはいつ?

―― 本日はよろしくお願いいたします。はじめに自己紹介からお願いいたします。

ずいみーさん
ずいみーさん

名古屋市内のおいしいご飯をもぐもぐしながら紹介するYoutubeをやっています。ずいみーと申します。

―― 最近ではSNSやテレビなどでもご活躍ですが、最初はYoutuberとしてスタートしたとお伺いしています。Youtubeをはじめたきっかけは何だったのでしょうか?

ずいみーさん
ずいみーさん

Youtubeを始めたのが2020年5月なんですけど、その頃はちょうどコロナ真っ盛りで、仕事のお休みが増えたりリモートワークが増えたりっていうことですごく時間ができたんです。自由に使える時間が出来てじゃあ何しようかとなった時に、たまたま大食いの動画とかを見て、私も食べたいーってなって(笑) 
動画にするために食べるとかじゃないとちょっと罪悪感があったのですが、動画のネタにできるならいっぱい食べても許されるんじゃないかっていう軽い気持ちで始めました。

―― ずいみーさんは小さい頃からたくさん食べていたのでしょうか?

ずいみーさん
ずいみーさん

小学生の時とかは給食を全部食べれなかったりとかするぐらいでそんな食べてなかったんですけど、だんだん食い意地が張ってきました(笑) 
でも、小さい時から食べ物をモチーフにした絵本とかめちゃめちゃ大好きでしたし、食べ物とか食べることは好きでしたね。

―― 小さい頃ってどんな感じのお子さんだったのでしょうか?

ずいみーさん
ずいみーさん

外でも遊んではいたんですけど、どっちかって言うとお家でおままごとをして遊んだり、お絵かきして遊んだりっていうのが好きでしたね。おままごとでも、食べ物のおもちゃをめちゃめちゃ集めてました。

―― 「もしかして、私って他の人よりいっぱい食べられるのかも……?」と気がついたきっかけは何かあったのでしょうか?

ずいみーさん
ずいみーさん

やっぱりお友達とご飯に行くようになってからですね。高校生ぐらいの頃にみんなでご飯を食べに行くみたいな感じになってくると、周りに合わせると足りないなっていう感じが結構増えてきました。みんながお腹いっぱいとか言ってるのに「え、これで?」みたいな(笑)、でも顔には出さずにみんなに合わせ「だよねー」ってやって、そのままお家帰ってご飯食べたりとかしてました(笑)

会社に勤めながらYoutuberとして活動  印象に残っている動画は?

―― 最初は会社に勤めながらYoutuberとして活動されてましたが、お仕事も『もぐもぐ』関係だったのでしょうか?

ずいみーさん
ずいみーさん

もぐもぐ関係とは全然無縁のメーカーに勤めていて、技術管理という、例えば部品を買うためのマスターだったり、生産指示をかけるためのマスターだったりとか、そういうマスターの管理が主な仕事でした。他には高卒採用に関する広報的な仕事、環境系のことだったり、いろいろやってましたね。最終的に経理までやらされてました(笑)

―― 仕事に就く時にもぐもぐ系へ行こうとは思いませんでしたか?

ずいみーさん
ずいみーさん

実はその時は完全に腰掛けというか……。もともと10代からその会社にいたんですけど、その時は声優になりたくて、最初はアルバイトとしてその会社に入社したんです。正直、当時は何でもよかった感じでしたね。その会社に入る前は喫茶店でバイトしていました。まかないが良かったんで(笑)
その後、そのままその会社に勤め続けることになり、正社員になったというパターンでした。

―― ずいみーさんがもぐもぐ系Youtuberとして活動を始めたのが2020年。それから3年ちょっとになりますが、振り返って見るとどんな感じでしたでしょうか?

ずいみーさん
ずいみーさん

Youtube始めて1年ぐらいは、楽しさよりも苦しさというか大変さのほうが勝ってました。お店に撮影許可を頂くところのハードルもありましたし、撮影の仕方もわからないし、動画の編集も完全に初めてだったので、初めてだらけでどうしていいのかって。色々調べながらやってはいたんですけど、勝手が分からないっていうのが……。やりたいけどもそろそろ達成感に行くまで、動画が完成するまでが大変過ぎて「これずっと続けるのか!?」みたいな感じに思ってました(笑)

苦しいことも多かったのですが動画を作ること自体はすごく好きなことでした。そうして動画を作って出していくうちに「動画を見たよ」とか「このお店で食べたよー。美味しかった!」みたいな声を頂いたりとか、紹介したお店の方から「あなたに紹介してもらえて嬉しかったよ」「お客さん来てくれたよ」といった声を頂けるようになってきて、その反響が力になったというか、「それでじゃあもうちょっと頑張ろうかな」って感じるようになりました。一年たつとその動画の撮影だったり編集もちょっと慣れてきて何かこう楽しみながら作れるようになってきたっていうのがありますね。

―― 今はまるっと3年と終わり、4年目に入っています。最近はいかがでしょうか?

ずいみーさん
ずいみーさん

今は動画にしたい食べ物やお店もいっぱいあったり、こういうアプローチをしたいなとか、こういう動画を作りたいなとかというアイディアもたくさんあって、それをどんどん形にしていきたいなって思っています。今はとにかく動画を作るのがすごく楽しいです。
また、動画以外でもなんかイベントに呼んで頂いたりとか、リアルのコラボのお店とのコラボイベントをやらせて頂いたりとか、自分の世界だけじゃなくてリアルの世界での活動っていうのも増えてきて、そこも楽しい活動の一つになっています。

―― 「ずいみーもぐもぐチャンネル」は現在3000人以上の登録者がいます。登録者が増えたり、たくさん見てもらえるようになったきっかけみたいなことはあったのでしょうか?

ずいみーさん
ずいみーさん

いくつかありましたが、その一つが塩釜口にあるデカ盛りが有名な洋食工房パセリさんの動画です。デカ盛り系の動画ってやっぱり人気のコンテンツですし、パセリさんの動画はインパクトがあるものだったので、そこでたくさんの方に見て頂いたのかなと思います。

ずいみーさんが知られるきっかけとなった『【デカ盛り】なんか急にカニクリームコロッケタワー完食チャレンジすることになった【洋食工房パセリ】』
ずいみーさん
ずいみーさん

あと、おいなごちゃん(おいでよ名古屋さん)が紹介してくれたのも大きいですね。おいなごちゃんはその時全然知らなくて、なんかすごい人から紹介されてる!?ってなりました。

―― おいなごちゃんのコスプレをして食べていたこともありましたよね。

ずいみーさん
ずいみーさん

そうですそうです!おいなごちゃんのコスプレはたしかスガキヤさんのカップ麺を5個食べるという動画でした(笑) このあたりの動画がきっかけとなってだんだん知られるようになり、チャンネル登録者じわじわと徐々に増えていきました。おいなごちゃんはホント救世主でした。

「【名古屋めし】スガキヤラーメン5杯一気食いしたら名古屋力が爆上がりした【懐かしの味】」ではおいなごちゃんのコスプレをして登場

―― これまでにたくさんの動画を投稿されていますが、中でも一番印象に残っているものはどれでしょうか?

ずいみーさん
ずいみーさん

死にそうになったのであれば、パセリさんの動画ですね。カニクリームコロッケが十個ぐらい山のように積まれているなってるやつで、一番しんどかったです(笑)

動画はそれぞれ全部思い出があるので一番はなかなか言えないのですが、一つ挙げるとすれば大須商店街を食べ歩いた動画でしょうか。大須に行き始めた2021年の4月ぐらいに撮影したものですが、その時ってにコロナばりばりの時期で本当に人がいなくて。動画を撮影してても全然人が映らないぐらいでした。
今はもう全然大須の様子も違いますが、大須ごへいもち店さんのようにあの時初めてお伺いして仲良くさせて頂いているお店もありますし、何より大須のことを大須をもっと知りたいなって思うきっかけになった動画です。

ずいみーさんによる大須食べ歩き動画『【名古屋】着物で大須商店街食べ歩きツアー』

―― そういえば、私が初めてお会いしたのも大須ごへいもち店さんの前でしたね。で、その後すぐ和かふぇ冨士屋さんにお誘いして……。

ずいみーさん
ずいみーさん

和かふぇ冨士屋さんも今はお客さんでいっぱいですし、あの時お会いして誘って頂いてなかったら和かふぇ冨士屋さんの動画は撮れなかったかもしれません。

実は和かふぇ冨士屋さんで撮影したときの動画は、私にとっては初めての「あんまり量を食べなかった動画」だったんです。それまでずっとたくさん食べる動画だったのが、和かふぇ冨士屋さんでは石臼で抹茶を挽く体験を中心とした動画を作って、そこで「こういう動画を作ってもいいんだ」って思ったきっかけになりました。食べるだけじゃなくてお店全体を深堀して紹介したり、体験をしたり、店内の雰囲気を紹介したりという所にスポット当てられた動画でもいいんだと、すごく幅が広がりました。
「たくさん食べる」ことがハードルというか縛りになっていた部分もあるので、自分の中でそういっぱい食べなくても動画になるっていうのはすごくありがたかったです。

オープンしたばかりの和かふぇ冨士屋さんで撮影『【名古屋】和かふぇ冨士屋で茶葉挽き体験とスイーツを満喫するの巻【昭和レトロ】』

―― そう言っていただけるとありがたいです。私は可愛い女の子引っ掛けていただけなんですが……(笑)

ずいみーさん
ずいみーさん

(笑) これもご縁ですね。


お話はまだまだ続きます。気になる続きは後編にてご覧下さい。

後編はこちらをクリックorタップ

Swind/神凪唐州

作家 兼 名古屋めし専門料理研究家。
名古屋と名古屋めしをテーマに小説、漫画原作、料理本、コラムなどを執筆。

名古屋めしレシピ動画&生配信→http://youtube.com/c/swind758/

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