ナゴヤに縁のある様々なジャンルの書籍を著者へのインタビューを通じてご紹介する「ナゴヤビトブックス」。第4回は、吉川トリコさんの「ずっと名古屋」をご紹介します。
―― はじめにご経歴をお聞かせ下さい
幼少期の何年かを名古屋ですごし、愛知淑徳短期大学を卒業してからはずっと名古屋です。2004年に小説家デビューしてからはずっと小説家です。
――本の執筆を手がけられるようになったきっかけは何だったのでしょうか?
子どものころから小説を書いていたのでいつか仕事にできたらいいなと思っていました。26歳のときに新潮社の新人賞を受賞してデビューしました。
―― この本を出版したきっかけは何だったのでしょうか?
名古屋の書店員飲み会の席で、中日新聞の連載を愛読してくださっていた書店員さんに「あの連載は本にならないのか」と訊かれ、たまたま近くに座っていたポプラ社の担当編集者が「ではうちで」と手をあげてくれたのがきっかけでした。
――「ずっと名古屋」はどのような内容でしょうか?
もともとは中日新聞のウェブで月一連載していたもので、名古屋の各区を舞台に書いた掌編集です。二部構成になっていて、第二部では中日新聞販売区域の東海8県に出張してます。
―― 「ずっと名古屋」の裏話をお聞かせください
名古屋の各区について調べたり取材したりしているうちに、名古屋についてまだぜんぜん知らないことが多いんだなと感じました。
年間約200回の読書会を主催・運営する「猫町倶楽部」という日本最大級の読書会コミュニティがあるのですが、刊行後、猫町倶楽部主催で毎月各区をまわる読書会をやったのもいい思い出です。
―― これから書いていきたい本はどのようなものでしょうか?
フェミニズムが根底にあるエンタメ作品をおもに書いていこうと思っています。
ヘイヘイヘイヘーイ!WEBの連載エッセイ「おんなのじかん」が本になりました!女性の身体にまつわるタブーよくたばれ!女のリミットを超えていけ!21世紀のうちらが女性蔑視的なクソ因習につきあう必要ある!?むやみに煽っていくスタイルでお届けしております。9月28日発売。書き下ろしもあるでよ! pic.twitter.com/LnX0Sx4ivA
— 吉川トリコ (@bonbontrico) September 18, 2021
―― ありがとうございました!
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