全国誌のBRUTUSが、まさかの名古屋特集!?
昨年からスタートしたBRUTUSの「都市の正解」シリーズ。特集する都市を独自の視点で切り取り、紹介していく企画だが、福岡、札幌に続いて第3弾の今回は名古屋。我らが名古屋。
でも、名古屋ネイティブの私は思ってしまった。「何で名古屋?!」と。
その謎を探るべく、BRUTUS編集部の方々が登場するというTSUTAYA主催のトークイベントに参加させていただくことにした。
会場は、名鉄尼ヶ坂駅下車すぐのSAKUMACHI商店街にある東海TSUTAYAオフィス。話題の食パン専門店つばめパン&milkカフェで昼食を済ませたあと、早速会場へ。
司会進行は東海TSUTAYAのスタッフ、BRUTUS編集部からは「正解シリーズ」担当の中西剛氏、川端寿子氏が登壇し、今回の特集に関するさまざまな話を聞かせてくれた。
▪️名古屋を選んだ理由は?
川端氏:編集長の周辺で、名古屋が良いのでは?という話が出まして。今年2月に下見で来た時、ガイドブックに載っていない面白いものがあることが分かって、「いけそう!」と思えたんです。
特に街なかにあるパブリックアートは、名古屋の方にとっては当たり前になっていますが、実はとても貴重なものではないかと。なごやめしも定番以外に美味しいものがあります。旅行ガイドブック以外の名古屋の情報はとても少ないですし、県外から名古屋に来る人にも役に立つ情報で一冊作ると面白いのでは?と思ったんです。
▪️正解シリーズを作るに当たって、福岡・札幌との違いは?
中西氏:福岡・札幌では、地域の方がどんどんそれぞれの町の良い部分をアピールしてくるのですが、名古屋の方は最初は「何もないんですよ~」と謙遜される。でも仲良くなってくると、どんどん面白い情報が出てくるんです。そこがちょっと他の都市とは違うと感じて、今回初めて人にスポットを当てた「名古屋人の正解」というテーマを立てました。
▪️本誌の見どころ・PRしたいテーマは?
※お二人のお話からチョイス※
▪️「串カツの正解」。串カツに最初からソースがついて出てくるのに驚きました。どて鍋という文化は名古屋独自のものだし、値段もかなりお手頃。こってり風味とあっさり風味に分けて紹介しています。
▪️「和菓子の正解」。名古屋めしは重い印象があるけど、食べるとそうでもないんです。和菓子も見た目と違います。名古屋の和菓子のレベルはかなり高い。見た目は華美ではないんですが、食べるととても華やかな風味が口に広がります。地元の人は慣れちゃって感動が薄れてるのかもしれません。
▪️「エリアの正解」。今回、旅行ガイドブックにはない千代田と柳橋をとりあげました。千代田は作られた感じがなく、自然発生的に盛り上がっている。個性的なお店が集まっていて、とても面白いエリアだと思います。柳橋は名古屋駅から近く、面白いお店が多いのにあまり知られていない。出張族には有難いエリアです。
▪️「噂の正解」では、名古屋で聞いた気になる噂を、編集部が調査しています。例えば池下の老舗洋食店で店主との腕相撲に勝ったらランチが無料になると聞いて行ってみました。85歳のお爺様なのに、私たち二人とも勝てなかった!他にも金色のタクシーとか、濃いトピックを紹介しています。
▪️「時間つぶしの正解」。大名古屋ツアーズ実行委員会のスタッフに聞いた、穴場を含むスポットが登場します。本丸御殿から明道町菓子問屋街、サウナまで!名古屋出張の際に活用できる情報満載です。
▪️名古屋の皆さんへメッセージをお願いします
川端氏:名古屋の人は「名古屋には何もない」と言うけど、いっぱいあります!!自分からどんどん地元の良さを発信すれば、もっと来てもらえる町になると思います。今回はBRUTUS編集部の出した「名古屋の正解」なので、ご自身の好きな「名古屋の正解」を積極的に発信して、秘められた地元愛を赤裸々に発揮していただければと思っています。
今回は敢えて定番を外し、DEEPな情報をセレクトしたというお二人。「名古屋の人に認めてもらえる本」を出発点に、地元の人には新しい発見を、県外から来る人には使える情報を、ぎゅっと凝縮した密度の濃い一冊が誕生した。実際、地元民の自分にも読み応えたっぷりで、行きたい場所が増えてしまった^^。
「BRUTUS 名古屋の正解」の発売で、名古屋の魅力が全国的に知れ渡りつつあるのか⁈と思っていたが、お二人ののトークでそれを大いに実感!ではこれからは赤裸々に地元愛を発信していこうではないの!と心新たにしたトークイベントだった。早速「名古屋の正解」片手に、名古屋再発見の旅に出よう!
※同誌「お土産の正解」で紹介している7商品を、東海エリアのTSUTAYA 12店舗にて展示販売中。イベント詳細はこちら!
商品金額:680円
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