「なごやめしサミット」開催!シリーズ第6弾!
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元中日ドラゴンズの山﨑武司氏が「なごやめし応援大使」に! 「なごやめしサミット」開催!①
『コラボなごやめし 開発秘話と展望』
「第2部 シンポジウム」では、コラボ事例発表、話題提供に続いて座談会が行われました。
進行は、第一部の基調講演でお話された大竹敏之氏、
登壇者は、
寿がきや食品株式会社 岡田友志氏、
森永製菓株式会社 益子亮二氏、
ソーシャルプランナー 波房克典氏です。
まず初めに、各登壇者の方の“コラボなごやめし”についての紹介がありました。
[1]使命は、食を未来に受け継ぐこと~寿がきや食品株式会社~
寿がきや食品は、現在販売中のものだけでも実に26種類もの商品を出されています。
ラインナップは、台湾ラーメン、みそ煮込み、カレー煮込みうどん、手羽先のたれ、あんかけスパなど幅広く取り扱っています。
さらに、コラボ商品では、岐阜タンメン、麺屋はなび、CoCo壱番屋、歌志軒、赤から、想吃担々麺など、多くの方がきっと聞いたこと・行ったことのある、なじみのお店とのコラボ商品も展開されています。
こういったコラボ商品は、お店と全く同じ味を提供するのではなく、寿がきやさんならではの解釈も加えられているそうで、まさに商品でしか食べられない味、オリジナルですね。
[2]味噌カツの衝撃から20年。新商品誕生!~森永製菓株式会社~
続いて、森永製菓と名古屋とのコラボ商品の紹介がありました。
商品は、みなさんおなじみの、おっとっとと小枝です。
「おっとっと 矢場とん」の生まれたきっかけは、登壇者の益子氏が名古屋に出張に来た際に、初めて矢場とんの味噌のかかったカツを食べた時に衝撃を受けたことだったそうです。
実は、矢場とんでも長期間のお菓子のコラボ商品は初めてということでした。
デザインは、名古屋らしさのキンキラキン、輝くイメージから黄金色を入れつつ、にぎやかなデザインの商品が多い商品棚の中でも目立つようシックさも大事にしたそうです。
「小枝<シロノワール味>」は、2018年冬時点は期間限定の商品でしたが、現在ではお土産店などで販売しているそうです。そして、現在(2019年1月現在)、小枝<シロノワール味>はコメダ珈琲の店舗には置いていないそうですが、なんと、シロノワールの小枝バージョンも2018年度には提供されていたとのことです。
→メイドインナゴヤ 小枝<シロノワール味>の記事はこちらからどうぞ!
[3]だじゃれで楽しく!アイデアはすぐ身近に!~ソーシャルプランナー 波房克典氏~
ソーシャルプランナーの波房氏からは、あいちサラダめしの紹介がありました。
愛知県は、全国的にも野菜の生産量が多いのに、1人当たりの消費量が少ない!という状況だそうです。
なごやめしは味付けがしっかりしていて、食べ応えもあるため野菜の摂取量も少なめなのでは、という背景がありました。
そこで、登場したのが、もっと野菜をとろう!というあいちサラダめし。サラダとなごやめしのコラボとして、以下のようなルールを守ったら誰でもあいちサラダめしと名乗っていいと提案されています。
(画像は「あいち みんなのサラダ」プロジェクトのホームページより)
ルールは、①肉みそを入れ、②野菜でかさ増しし、野菜の彩りにたまごもプラス、④最後にマヨネーズ&ドレッシングで仕上げる!こと。
ヘルシーかつ食べ応えもありますね。
現在、名古屋であいちサラダめしを提供しているのは40店舗、さらに賛同も合わせると60店舗。この8月末までに100店舗の賛同を目指しているそうです。
実は、「イクメン」や「クールビズ」という言葉や概念も、波房氏がプロデュースしています。それらの言葉のように「あいちサラダめし」という言葉も定着していってほしいとのことでした。
楽しく、まじめに。コラボは続くよ、どこまでも
最後に、各登壇者と進行の大竹氏とのディスカッションタイムです。
コラボすることの会社のメリットに関して、寿がきや食品の岡田氏は「(食を伝えていくのは)使命感」、森永製菓の益子氏は「お客との接点を広げられる」とのことでした。
たとえば森永製菓の「おっとっと」も子供向け商品ではありますが、前述した「矢場とん」とのコラボ商品では、たとえば出張帰りのサラリーマンが子供に買って帰り、親もお酒のつまみとして食べて親しみを感じる、とイメージできます。
ソーシャルプランナー 波房氏のお話で特に印象に残ったのは、MDB。
「まじめなことを だいたんに ばかばかしく」の略で、社会へのメッセージやイベントも、堅くまじめに取り組むばかりでなく、ユーモアも大切に、社会を巻き込んで行おうというアイデアです。
たとえば、丼は身近な存在ですが協会や連盟は存在していませんでした。そこで、波房氏は全国丼連盟を立ち上げ、丼グランプリを企画して店舗を応援しました。福井県と丼とのコラボでは、県名の「井」の字に注目して、「福丼県(ふくどんけん)」として県全体の丼店を巻き込み、丼のガイドブックが誕生しました。
また、波房氏はスカイツリーをヒントに、東京ミッドタウンにスイカをたくさん積み上げた「スイカツリー」を作るイベントも企画されました。場を盛り上げたりスイカのPRができ、かつスイカを食べて熱中症も防ごう!というメッセージも一緒に伝えたそうです。
スカイツリーにかけた「スイカツリー」のように、クスッと笑ってしまうアイデアは、身近なところにヒントがあるのだと思いました。このサミットで未来のフェアやなごやめし、キャンペーンが生まれるかもしれません!
サミット自体の効果が現れるのは半年から1年後とのことで、進行、登壇者のみなさんも、これから何が生まれるか楽しみということでした。
また、名古屋の特徴として企業同士のコラボがあり同業者の仲がいいという所に言及されました。
市場にはたくさんのサービスがあり、商品など飽和状態かと思いきや、組み合わせ次第だったり他のイベントに合わせることだったりと、新たな価値が生み出せるというお話がとても興味深かったです。
『なごやかに賑やかに。なごやめし三昧な交流会
Mikey’s View「なごやめしサミット」開催!』に続きます!
■なごやめし普及促進協議会を知りたい方はこちら!
なごやめし公式サイト
http://nagoya-meshi.jp/
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