名古屋の新スポット・笹島に開発途上国への国際協力について学べる体験型施設があるのをご存じでしょうか？
JICA中部センター なごや地球ひろばは、独立行政法人・国際協力機構の中部地区拠点として、様々な展示・体験・食・ショッピングなどを通じて開発途上国の文化や国際協力について学べる施設となっています。

そんな「なごや地球ひろば」の一角に新しくオープンしたのがmeets。フェアトレードやエシカルをテーマにしたセレクトショップです。

「フェアトレード」とは「公平・公正な貿易」のこと。開発途上国の原料や製品を適正な価格・条件に基づく「フェアな商取引」によって購入し、開発途上国の自立発展を目指す貿易のありかたのこと。また「エシカル」とは「倫理的な」という意味を持つ言葉で、フェアトレード、エコ、アップサイクルなど、人と社会、地球環境、地域などに配慮する倫理観・価値観のことを指します。
meetsでは、そんなフェアトレードやエシカルの精神に基づいた商品が数多く並んでいました。

フェアトレードの良いものを扱っている方々の「販売する場所を広げたい。もっと知ってもらえる機会を増やしたい」という声に応える形でオープンしたセレクトショップｍeets。国内フェアトレードの一環として、沖縄産カカオを使った商品なども扱われています。

また、フェアトレード、エシカルと並んで「ウェルネス」もテーマに掲げており、モロヘイヤの玄米パスタやスーパーフーズなども身体に良い商品も多数扱っています。

スタッフさんにオススメを聞いたところ、「どれもオススメなんですが……」と迷いながら、こちらのクラフトコーラをご紹介いただきました。

そしてもう一つがこちら。鍋敷き……ではなく、フリスビーのように投げて遊べるアイテムです。選択可能なので外で目一杯使ってもOK。「ワンちゃんと遊ぶのにもぴったりです」とスタッフさんから教えて頂きました。

魅力的な商品が並ぶ中、今回購入したのはこちらの2つ。「幸せのはちみつカカオとパグーンのセット」、そして「こめどら」です。

「幸せのはちみつカカオ」は愛知商業高校ユネスコクラブがプロデュースした商品。チョコレート味のアイスクリームは、とろけるような甘さで思わずにっこりしてしまいます。珈琲にピッタリですね。

セットについてくる「パグーン」は何と食べられるスプーン。抹茶、かぼちゃ、ビーツ、おから、いぐさの5種類から味をセレクトできます。せっかくなので今回は「いぐさ」でいただきました。

そしてもう一つの「こめどら」は、岐阜県産米粉をつかったどら焼き。中にはバターとなんと黒胡椒が入っています。

黒胡椒の言葉に驚きつつ食べて見るとこれが素晴らしい美味しさ！ 胡椒好きの界隈では有名なクラタペッパーの黒胡椒の香りとスパイシーさがなんとも面白く、バターやあんことの相性も抜群でした。珈琲にももちろん合いますが、ウィスキーやブランデーと合わせたくなる、そんな大人風味のどら焼きでした。

meetsさんの営業時間は11時～17時、毎週日・月が定休日となるそうです。名古屋駅エリアに行ったらちょっと笹島まで足を伸ばし、ぜひ訪れてみて下さい。

店舗名　：meets（ミーツ） – JICA 中部ストア
取扱商品：国内外のフェアトレード／エシカルな商品（食品、雑貨、日用品など）
サービス：フェアトレード／エシカルな本と出会うmeetsライブラリ（私設図書館）
決済方法：フェアトレードコイン、クレジットカード、現金
オープン日 ：2021年4月10日（4月9日プレス向けプレオープン）
営業日　：毎週火〜土曜日（休店日：日-月曜日、月曜日が祝日の場合には翌平日に振替）
営業時間：11:00〜17:00